来月龍源寺本堂にて計画されています。
仏教式の結婚式の特色は「先祖代々に対する報恩感謝」が儀式の中にあることではないかなと思います。
日本ではキリスト教式や神道式や人前式など様々な形式の結婚式がありますが、儀式の中に仏さまや式をあげる両者のことだけではなく、先祖さまも加えて儀式を執行するというのはより謙虚さを生むことではないかなと思います。
結婚するということは自分たちのことだけではなく、縁が結びついて様々な関係ができるということ。
関係性の中に私たちは存在するというのが仏教の基本理念ですが、そのように考えると儀式というものはいろいろ考えさせられますね。
震災であらためて人と人をつなぐ絆の大切さが見直されました。絆とはすなわち関係性です。日本を象徴する和風の「和」とはまさにそのつながりのことをいうわけです。自然災害と向き合ってきた日本は和を大切にし、協力しあって様々な困難を乗り越えてきたわけです。
日本人は独りでは限界があるということですね。夫婦・親子・家族・親族・隣近所・仕事仲間・友達・・・。
和をもって貴しとなす、日本がいろいろ精神的に見直すべきところにきてるのは確かでしょうね。
いずれにしろ「めでたい」ことであります!!